グリーニアンの壁面緑化について

計画から施工までをワンストップで行い
建物に合わせた壁面緑化システムを提供します。

 グリーニアンでは「建築×造園」の知識を合わせて検討することで、あらゆる壁面緑化設置の問題を効果的に解決し、特殊な状況においても最適な植物育成環境を構築することができます。建物すべての仕様が異なることから既製品は持たず、それぞれの計画から建物に合わせた壁面緑化システムを提供します。また、壁面緑化事業に創世記から従事し、営業提案・設計開発とおよそ1200 件の壁面緑化計画実績があり、業界において大きなアドバンテージを有しています。

特徴:

1.  建築側の設計変更をすることなく、設計条件に合わせた壁面緑化計画とすることができます。
2.  建築基準法に従って風・地震荷重を条件に合わせ強度計算した上で設計に反映できます。
3.  継続的に植物が育成できる環境を構築します。
4.  植栽計画、適切な土壌の選択、維持管理するための潅水システムや排水計画等の設備の計画が可能です。
5.  実施工するための協力会社との連携。植物生産、育成養生農場、金物製作、潅水設備工事、排水設備工事、金物設置、植栽メンテナンス、 壁面緑化の一連の流れに関わる専門協力業者をすべてそろえ、サポートいただける体制がございます。

※虎ノ門ヒルズビジネスタワーを取り囲む壁面緑化。生産、養生、金物製作、潅水設備工事、排水設備工事、金物設置、メンテナンスまでワンストップで対応可能です。

どこよりも美しい緑化を目指して

 壁面緑化とは、本来、地続きの場所から土に根をおろして成長する植物を、ビルや建造物に沿って地上から何十メートル(最高およそ50m)も上空で育成させる特殊な技術です。天候やその土地の条件によっても、植物の育成状況は変化します。日本のような四季のある環境下において、緑豊かな状態を通年維持するには、初期の段階から計画的な環境づくりがとても重要になるのです。

 建物の構造や育成に必要な状態を考えず、簡易で粗悪な環境の元では植物を長期育成させることは難しく、次第に弱っていく植物は病気になり枯れてしまいます。一度悪化した環境を改善するには、それなりの時間コストがかかります。また、弱った植物を入れ替えるだけの一時的な処置では、永続的に余分なランニングコストがかかり続けることになってしまうのです。

 最初から長期的な育成環境を見通した場合と、短期的な思考で既製品によるコストカットをした場合の環境設定とでは、植物の活力や緑化状態はもちろんのこと、最終的なコストにも差が出てきます。

 グリーニアンでは、積極的にこれらの問題を解決するための工夫と研究を続けています。

壁面緑化は、環境配慮やデザイン性など、さまざまな効果が期待されています。

壁面で生きる植物育成の仕組み

緑を⻑期維持する建物に合わせた壁面緑化システム

まずは育成の段階から、強く丈夫な植物へ

 20年以上もの間、壁面緑化の植物育成に特化してきた造園業の方たちと共に、今も強く丈夫な苗を作るための開発を続けています。研究を重ねて育てられた植物たちは、そうでない植物に比べて、⻑期間「緑」を維持することを可能にしています。

特殊な繊維を使用した土壌づくり

 排水性・保水性のバランス、害虫や雑草の発生を防ぎ、土が減らないための環境を作ることは、植物にとって⻑期間の育成を可能にします。それらを可能にするため、グリーニアンでは盆栽の技術からヒントを得て開発した特殊なリサイクル繊維でできた不織布を使用しています。

複雑な形状でもマッチングを可能にする設計

 壁面緑化事業に創成期から従事し、これまでに1200件以上の壁面緑化設置の問題を解決してきました。特殊な状況において、最適な植物育成環境を構築することが可能です。既製品を持たず、全ての建物に最適化させる設計と壁面緑化システムを提供します。

壁面緑化の資材について

世界に誇る燕三条で作られる金物の資材

 刃物・金物といえば、古くから日本で鍛冶産業が有名な燕三条。今や世界でもその高い技術力は広く知れ渡り、伝統を受け継ぎながらも躍進を遂げています。

 グリーニアンが扱う金物(プランター等)資材は、強度計算や設備計画に合わせて燕三条の職人さんたちにオーダーし作り出されています。

安心・安全とは

こだわり 素材〜機能について

 素材から機能の細部に至るまで、緑化を維持するための技術が随所に反映されています。

設置方法

計画から施工までのステップ

計画のご相談

まずは計画のご相談を受けてから、内容のヒアリングを行います。

設計図・お見積もりの作成

建築計画に合わせ、ご依頼内容に沿った設計図の作成とお見積もりを算出いたします。

最適な植栽の選出

設置場所の形状や環境など美観に合わせた最適な植物を選出。

資材の発注‧製作

必要な資材は全てオリジナルで受注製作します。

実験

さまざまな状況を想定しながら、仮サンプルによる安全と性能のテストを行います。

着工(設置‧運搬)

施工場所やその時の状況に合わせて、資材と植物を搬入し設置していきます。

竣工

全ての施工が完了したら、経過観察を行います。

経過観察

天候の変化による植物の状態や設置面の安全性能など確認し、問題がなければお引き渡しとなります。

メンテナンス

必要に応じ、その後の定期メンテナンスやサポートを実施いたします。

完了

導入事例

さまざまな場面で使用することができます。

高層ビル

店舗

路面

屋外公園

マンション

戶建住宅